城東校 お役立ちコラム

城東校TOPICS 2025.11.11

やる気が出ないときに強制的にやる気を出す3つの方法

やる気が出ないときに強制的にやる気を出す3つの方法

「今日は勉強する気になれない…」

そんな日、ありますよね。

お子さんが机の前に座っても、ボーッとしているだけ。

「やる気が出ないなら無理にやらせても意味がない」

そう思っていませんか?

でも、実は。

やる気は、「やる前」じゃなくて「やった後」に出てくるものなんです。

今日は、35年間で10,000人以上を指導してきた私が、やる気が出ないときに強制的にやる気を出す3つの方法をお伝えします。


方法1:勉強する前に10分散歩する

なぜ散歩がやる気を出すのか?

これ、科学的に証明されているんです。

早めのリズムでトントンと足を動かすことで、強制的にドーパミンが出るんですよね。

ドーパミンとは、「やる気ホルモン」のこと。

これが出ると、自然と「やりたい!」という気持ちになります。


イリノイ大学の実験結果

イリノイ大学の実験によると、

運動後に勉強した人は、記憶力が25%も上がった

という結果が出ています。

25%ですよ!

これは、ものすごい効果なんです。


具体的なやり方

1. 勉強する前に10分散歩する

外に出て、早めのリズムで歩く。

トントンと足を動かす。

これだけです。

2. 家の中でもOK

外に出られない日は、家の中で足踏みでもOKです。

音楽をかけて、リズムに合わせて足を動かす。

これでもドーパミンが出ます。

3. 毎日の習慣にする

勉強の前に10分散歩。

これを習慣にすると、体が「散歩したら勉強する」と覚えます。

自然とやる気が出るようになるんですよね。


実際の効果

私の塾の生徒で、こんな子がいました。

毎日「やる気が出ない」と言って、机の前でボーッとしている子。

そこで、勉強の前に10分散歩させることにしたんです。

最初は「え〜」と嫌がっていましたが、1週間続けたら。

「なんか、散歩した後の方が頭がスッキリする!」

と言い始めました。

そして、1ヶ月後。

散歩なしでは勉強できない、というくらい習慣になったんです。

やる気が出ないと言っていた子が、自分から勉強するようになりました。


方法2:行動スイッチを決める(やる前のルーティン・儀式)

行動スイッチとは?

「これをやったら勉強する」という儀式を決めることです。

例えば:

  • コーヒーを一口飲んだら勉強する
  • 机の上を拭いたら勉強する
  • 好きな音楽を1曲聴いたら勉強する

これを決めておくと、体が自動的に「勉強モード」に入るんですよね。


なぜ行動スイッチが効くのか?

人間の脳は、「パターン」が好きなんです。

同じ行動を繰り返すと、次の行動が自動化されます。

「コーヒーを飲む → 勉強する」

これを繰り返すと、コーヒーを飲んだ瞬間に、脳が「次は勉強だ」と認識するんです。

やる気を出そうと頑張らなくても、自然と勉強モードに入れます。


具体的なやり方

1. 自分だけの儀式を決める

何でもいいんです。

  • ストレッチを5回する
  • 深呼吸を3回する
  • ノートを開いてペンを持つ

自分が「これなら毎回できる」というものを選んでください。

2. 毎回必ずやる

ここが大事です。

毎回、必ず、同じ儀式をやる。

これを続けることで、脳がパターンを覚えます。

3. 1ヶ月続ける

最初の1週間は効果を感じにくいかもしれません。

でも、1ヶ月続けると、確実に変わります。

儀式をやっただけで、自然と勉強モードに入れるようになります。


実際の例

私自身も、行動スイッチを使っています。

私の場合は、「机の上を拭く」

これをやると、自然と仕事モードに入ります。

やる気が出ない日も、まず机を拭く。

すると、不思議なことに「じゃあ、やるか」という気持ちになるんですよね。


方法3:まずは5分だけ始める

やる気は、やった後に出てくる

これ、多くの人が勘違いしているんです。

「やる気が出たら、やる」

じゃなくて、

「やったら、やる気が出る」

が正解なんですよね。


作業興奮の法則

心理学で「作業興奮」という言葉があります。

これは、行動を始めると、脳が自然と興奮状態になるという法則です。

最初は嫌々でも、始めてしまえば、自然とやる気が出てくるんです。

だから、まずは5分だけ。

とにかく始めることが大事なんですよね。


具体的なやり方

1. 「5分だけやろう」と声をかける

「今日は1時間勉強しなさい」

これは、ハードルが高すぎます。

「5分だけやろう」

これなら、子どもも「5分ならできる」と思えます。

2. タイマーを5分にセット

スマホやキッチンタイマーで5分セット。

「5分経ったら終わっていいよ」

と言ってあげてください。

3. 5分後に確認

5分経ったら、「もうやめる? それとも続ける?」と聞いてください。

不思議なことに、ほとんどの子が「続ける」と言います。

なぜなら、すでに作業興奮が起こっているからです。


実際の効果

私の塾の生徒で、こんな子がいました。

「1時間勉強しなさい」と言うと、全くやらない子。

そこで、「5分だけやろう」と声をかけることにしたんです。

最初は「5分だけね!」と確認しながら始めました。

でも、5分経った時に「もうやめる?」と聞くと、

「もうちょっとやる」

と言うんです。

そして、気づけば30分、1時間と勉強していました。

「5分だけ」のハードルの低さが、やる気を引き出したんですよね。


この3つの方法を組み合わせる

この3つの方法、実は組み合わせると最強なんです。

最強の組み合わせ

ステップ1:勉強する前に10分散歩する → ドーパミンが出て、体が活性化

ステップ2:行動スイッチ(儀式)をやる → 脳が「勉強モード」に入る

ステップ3:まずは5分だけ始める → 作業興奮で、自然とやる気が出る

この3ステップで、やる気が出ない日でも、確実に勉強を始められます。


具体的なスケジュール例

19:00: 夕食後、「10分散歩に行こうか」 19:10: 散歩から帰ってくる 19:12: 行動スイッチ(机を拭く、ストレッチなど) 19:15: 「5分だけやろうか」とタイマーをセット 19:20: 5分経過。「続ける?」→「うん!」 19:50: 気づけば30分以上勉強していた

このパターンを作ると、毎日スムーズに勉強が始められます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 毎日散歩しないとダメですか?

できれば毎日がベストですが、難しい日もありますよね。

その場合は、家の中で足踏みでもOKです。

大事なのは、「体を動かすこと」。

これでドーパミンが出ます。

Q2. 行動スイッチは途中で変えてもいいですか?

最初の1ヶ月は、同じ儀式を続けてください。

脳がパターンを覚えるまで時間がかかります。

1ヶ月経って、効果を感じられたら、別の儀式に変えてもOKです。

Q3. 5分で終わっちゃうこともありますか?

あります。

でも、それでもいいんです。

「5分やった」という事実が大事。

明日もまた「5分だけ」から始めればいいんです。

継続が最重要です。


まとめ:やる気が出ないときに強制的にやる気を出す3つの方法

改めて、今日のポイントをおさらいします。

方法1:勉強する前に10分散歩する → 強制的にドーパミンが出る → 記憶力が25%UP(イリノイ大学の実験)

方法2:行動スイッチを決める → やる前のルーティン・儀式 → 脳が自動的に「勉強モード」に入る

方法3:まずは5分だけ始める → やる気は、やった後に出る → 作業興奮の法則

この3つを組み合わせると、やる気が出ない日でも、確実に勉強を始められます。

あなたのお子さんも、この方法で必ず変わります。

同志社香里、関大一中への逆転合格も夢じゃありません。

今日から、ぜひ試してみてください。


京大卒/35年間で10,000人以上を合格に導いた 逆転合格指導プロ 斉藤

城東校TOPICS 2025.11.08

偏差値33.7から関大一中合格!ゆうきさん(仮名)の物語

偏差値33.7から関大一中合格!ゆうきさん(仮名)の物語

今日は、私が35年間で10,000人以上を指導してきた中でも、特に印象に残っている生徒の話をさせてください。

ゆうきさんという女の子の話です。

彼女の物語は、「勉強が大っ嫌いだった子が、どう変わっていくのか」を示す、まさに奇跡のような話なんです。


「どうせやっても上がらへん!」泣きながら机に突っ伏す日々

ゆうきさんは、小学6年の春にアンビシャスに来ました。

明るくて友達思いの、本当にいい子なんです。

でも、「勉強」だけは本当に大っ嫌いでした。

特に国語。

これがもう、彼女にとっては”敵”だったんですよね。

文章を読むのが遅くて、設問の意味も分からない。

偏差値は33.7。

テストのたびに「また国語が足を引っぱった…」と泣きそうになっていました。

一方で、算数は少し得意だったんです。

でも、宿題が多くなると「やだ、もう無理!」と泣きながら机に突っ伏す。

お母さんが「頑張ろうよ」と声をかけても、

「どうせやっても上がらへん!」

と、感情を爆発させてしまうこともありました。


「もう行きたくない!」塾を休んでしまった日

最初は個別指導からスタートしたんです。

でも、どうしてもモチベーションが続かなかったんですよね。

ある日、ゆうきさんは泣きながら言いました。

「もう行きたくない!」

そして、塾を休んでしまったんです。

お母さんから電話があって、私は彼女と話をすることにしました。

「このままでは関大一中は難しい…」

焦りながらも、どこかであきらめかけていたお母さん。

でも、私は言いました。

「無理に1人で頑張らなくていい。仲間と一緒なら、もっと楽しくなるよ。」


少人数クラスとの出会い

ゆうきさんは、思い切ってアンビシャスの少人数クラス授業に移ることにしました。

そこは、関関同立系など中堅校専門のクラス。

難しすぎず、ついていけるレベルの内容で、私も一人ひとりをしっかり見られる環境です。

そして、何より。

同じ志望校を目指す仲間たちがいたんです。

最初は緊張していたゆうきさんも、気づけば自然と笑顔に。

「同じように頑張ってる子がいる」

それが、彼女の支えになったんですよね。


ダイナマイト合宿での転機

そして、ゴールデンウィーク。

アンビシャス恒例のダイナマイト合宿に初参加しました。

朝から夜まで、勉強漬けの3日間。

最初は「無理や…」と不安でいっぱいだったゆうきさん。

でも、同じクラスの友達と励まし合いながら乗り越えたんです。

夜、疲れ切った顔でノートを閉じた瞬間。

私は彼女に言いました。

「今日の君、すごく良かったよ。最後まで諦めなかったね。」

その言葉に、彼女の目から涙がこぼれました。

「私、できるかもしれない。」

それが、ゆうきさんにとっての転機だったんです。


第2回 五ツ木駸々堂模試での大躍進

合宿の後に迎えた第2回 五ツ木駸々堂模試。

努力の結果が、はっきり数字に現れました。

算数: 40.6 → 52.3 へ大幅アップ!

そして、何より驚いたのが国語です。

国語: 33.7 → 47.5!

13.8ポイントもアップしたんです!

ゆうきさんは思わずガッツポーズ。

「やればできるんや!」

あの涙の日々が、少し報われた瞬間でした。

私も、正直嬉しかったですね。

「この子、本当に変わったな」って。


勉強への向き合い方が変わった

この頃から、ゆうきさんは勉強への向き合い方が変わっていきました。

授業では発言も増えて、間違えても「じゃあ次こそ!」と前向きに挑戦するように。

私と一緒に、

  • 文章の構造をとらえる「読み方の型」
  • 記述をミスなく書く「設問の解き方」

これを一つずつ練習していったんです。

そして、友達の影響で読書にもハマりました。

気づけば放課後は図書室で過ごすように。

「本って、思ってたより面白いね!」

と笑う姿がありました。

かつて国語が”敵”だった彼女が、本を読むのが好きになったんです。

これは本当に大きな変化でした。


入試本番「国語、たぶん満点だったと思う!」

ついに迎えた入試当日。

最初の科目は——あの苦手だった国語

私は試験前に言いました。

「国語でうまくいけば、その日一日が変わる。」

ゆうきさんは深呼吸をして、問題文を開きました。

落ち着いて読み、焦らず書き抜く。

手が止まらず、時間内にすべて解き終えたそうです。

試験後、教室の外に出てきたゆうきさんは笑顔で言いました。

「国語、たぶん満点だったと思う!」

その言葉を聞いた時、私は「やった!」と心の中で叫びました。

かつて、国語の宿題で泣いていた少女が、今は国語で最高のスタートを切っていたんです。


関大一中 合格!「勉強が楽しい」と笑う日

結果は、関大一中 合格

ゆうきさん本人が言いました。

「最初の国語がすごくできたから、落ち着いて全部の科目に集中できた」

お母さんは涙ぐみながら、こう言ってくれました。

「塾に行きたくなくて泣いてたあの子が、今は”勉強が楽しい”って言ってるんです」

私も、35年間で10,000人以上を指導してきましたが、この瞬間は何度経験しても嬉しいですね。

今では、ゆうきさんは読書が大好き。

新しい本を抱えて、ページをめくるのが日課になっています。


なぜゆうきさんは変われたのか?

ゆうきさんの物語から、3つの重要なポイントが見えてきます。

ポイント1:環境を変えた

個別指導から少人数クラスへ。

仲間と一緒なら頑張れる。

これが彼女にとって大きかったんです。

一人で頑張るのは孤独です。

でも、同じ目標を持つ仲間がいれば、励まし合いながら乗り越えられる。


ポイント2:転機を作った

ダイナマイト合宿という試練

そこで「私、できるかもしれない」と思えた。

この経験が、彼女の自信になったんですよね。

子どもは、一つのきっかけで大きく変わります。

それが合宿だったり、模試の結果だったり、先生の一言だったり。

大事なのは、その瞬間を作ってあげることです。


ポイント3:小さな成功を積み重ねた

偏差値33.7 → 47.5。

まだ目標には届いていませんでしたが、この「上がった!」という経験が自信になりました。

そして、読書が好きになったこと。

これも小さな成功です。

「本って面白いね!」

この感覚が、国語力をさらに伸ばしていったんです。


あなたのお子さんも必ず変われる

ゆうきさんの物語は、特別なものじゃありません。

私が35年間で見てきた中で、何度も起こっている「普通の奇跡」なんです。

「どうせやっても上がらへん!」

そう泣いていた子が、

「国語、たぶん満点だったと思う!」

と笑顔で言えるようになる。

これは、あなたのお子さんにも起こり得ることです。


必要なのは、この3つ

  1. 環境を整える(仲間、先生、場所)
  2. 転機を作る(合宿、模試、小さな成功体験)
  3. 寄り添い続ける(諦めずに、信じ続ける)

この3つがあれば、子どもは必ず変わります。

ゆうきさんのお母さんも、何度も諦めそうになったと言っていました。

でも、信じ続けた。

その結果が、この合格なんです。


まとめ:偏差値33.7から関大一中合格への道

ゆうきさんの物語をまとめます。

スタート: 偏差値33.7、勉強大嫌い、泣きながら机に突っ伏す 転機1: 少人数クラスへ移動(仲間との出会い) 転機2: ダイナマイト合宿(「できるかもしれない」) 成果: 偏差値47.5へアップ(13.8ポイントUP) 変化: 読書が好きになる、勉強が楽しくなる ゴール: 関大一中 合格!「国語、たぶん満点だったと思う!」

あなたのお子さんも、必ず変われます。

同志社香里、関大一中への逆転合格も夢じゃありません。

もし今、お子さんが「勉強嫌い!」と言っていても、大丈夫。

ゆうきさんも同じでした。

でも、今は「勉強が楽しい」と笑っています。


京大卒/35年間で10,000人以上を合格に導いた 逆転合格指導プロ 斉藤

城東校TOPICS 2025.11.07

1日25分 vs 毎日5分×5日間、どちらが効果的?

1日25分 vs 毎日5分×5日間、どちらが効果的?

「毎日少しずつ勉強する」のと「まとめて勉強する」のと、どちらが効果的だと思いますか?

実は、驚くべき研究結果があるんです。

今日は、勉強の効率を劇的に上げる「分散学習」の秘密をお伝えします。


【質問】どちらが効果的?

パターンA:1日25分集中して勉強する

週に1回、土曜日に25分だけ集中して勉強する。

パターンB:毎日5分を5日間勉強する

月曜〜金曜まで、毎日5分ずつ勉強する。

どちらも合計25分です。

さて、どちらの方が効果があるでしょうか?


【答え】毎日5分×5日間の方が効果的!

研究成果によると、毎日5分継続した方が効果が高いんです。

「え? 同じ25分なのに?」

そう思いましたよね。

でも、これには科学的な理由があります。


なぜ毎日5分の方が効果的なのか?

理由1:分散学習の効果

脳は、一度に大量の情報を詰め込むより、少しずつ繰り返し学ぶ方が記憶に定着しやすいんです。

これを「分散学習効果」と言います。

1日25分の場合:

  • 情報を一気に詰め込む
  • 脳が処理しきれない
  • 忘れやすい

毎日5分×5日間の場合:

  • 少しずつ繰り返す
  • 脳が情報を整理する時間がある
  • 記憶に定着しやすい

理由2:ツァイガルニク効果

もう1つの理由が、ツァイガルニク効果です。

ツァイガルニク効果とは?

人間は、完了したことよりも、中途半端に終わったことの方が記憶に残りやすいという心理現象です。

例えば:

  • ドラマの「続きはCMの後で!」→ 続きが気になる
  • 漫画の「次週に続く!」→ 次が待ち遠しい

これと同じことが、勉強でも起こります。


毎日5分で中途半端に終わる

毎日5分の勉強は、必ず中途半端なところで終わります。

「あー、ここまでやったのに! 続きが気になる!」

この感覚が、次の日の勉強への意欲を高めるんです。

1日25分の場合:

  • 1つの単元を最後までやり切る
  • 達成感はあるけど、次へのモチベーションは低い
  • 1週間後には忘れている

毎日5分×5日間の場合:

  • 毎日中途半端で終わる
  • 「続きが気になる!」
  • 次の日も自然と勉強したくなる
  • 繰り返すことで記憶に定着

実際の効果を比較してみる

【実験】漢字20個を覚える場合

パターンA:1日20分で一気に覚える

  • 1日目: 20個全部覚える(20分)
  • 7日後テスト: 5個しか覚えていない(25%)

パターンB:毎日4個ずつ5日間で覚える

  • 1日目: 4個覚える(4分)
  • 2日目: 前日の復習+新しい4個(4分)
  • 3日目: 前日の復習+新しい4個(4分)
  • 4日目: 前日の復習+新しい4個(4分)
  • 5日目: 前日の復習+新しい4個(4分)
  • 7日後テスト: 16個覚えている(80%)

合計時間は同じ20分なのに、効果は3倍以上!


毎日5分を続けるコツ

「毎日5分って、意外と難しそう…」

そう思いましたよね。

でも、コツがあります。

コツ1:時間を固定する

朝起きてから5分 夕食後の5分 お風呂の前の5分

時間を固定すると、習慣化しやすいです。


コツ2:場所を固定する

リビングのこの席 子ども部屋の机 ダイニングテーブルのここ

場所を固定すると、「ここに座ったら勉強」という条件付けができます。


コツ3:タイマーを使う

「5分だけ」とタイマーをセット

5分なら、子どもも「これくらいならできる!」と思えます。

そして、意外と5分で終わらず、「もうちょっとやりたい!」と続けることも多いんです。


コツ4:中途半端で終わる

これが最重要!

5分経ったら、キリが悪くても終わる。

「あー! ここまでやったのに!」

この感覚が、次の日への意欲につながります。


親ができるサポート

1. 「今日も5分やった?」と声をかける

「勉強しなさい」ではなく、「今日の5分やった?」

これだけで、子どもは「5分ならやろうかな」と思えます。


2. 一緒に5分やる

「お母さんも一緒に5分頑張るから、よーいどん!」

親も一緒に何かをする(仕事、読書、資格勉強など)。

一人じゃないという安心感が、継続につながります。


3. 中途半端で終わることを認める

「え? もうやめるの? もっとやりなさい」

これは言わない。

5分で終わることを認める。

「5分頑張ったね! 明日も楽しみだね」

この声かけが大事です。


よくある質問(FAQ)

Q1. 5分じゃ少なすぎませんか?

いいえ、少なくありません。

継続することが最重要です。

5分を毎日続けることで、1ヶ月で150分(2時間半)、3ヶ月で450分(7時間半)になります。

そして、分散学習の効果で、記憶への定着率が劇的に上がります。

Q2. 土日もやった方がいいですか?

基本は平日5日間でOKです。

ただし、子どもが「やりたい!」と言えば、やってもいいです。

無理強いはしないこと。

Q3. 5分以上やりたがったら?

それは素晴らしいことです!

でも、「もっとやりたい!」という気持ちを残して終わるのも大事。

子どもの様子を見ながら、柔軟に対応してください。


まとめ:毎日5分が最強の勉強法

改めて、今日のポイントをおさらいします。

1日25分 vs 毎日5分×5日間

毎日5分×5日間の方が効果的!

理由1: 分散学習の効果 → 少しずつ繰り返す方が記憶に定着

理由2: ツァイガルニク効果 → 中途半端で終わると続きが気になる

毎日5分を続けるコツ:

  1. 時間を固定する
  2. 場所を固定する
  3. タイマーを使う
  4. 中途半端で終わる

この方法で、あなたのお子さんも必ず変わります。

自分から勉強する子になります。

同志社香里、関大一中への逆転合格も夢じゃありません。

今日から、ぜひ試してみてください。


【追記】35年間で10,000人以上を指導してきた私の経験

私が35年間で10,000人以上を指導してきた中で、成績が劇的に上がった子の共通点があります。

それは、**「毎日少しずつ継続した子」**です。

週に1回、塾で3時間勉強するより、毎日家で15分勉強する子の方が、確実に成績が上がります。

「継続は力なり」

この言葉は、科学的にも証明されているんです。

あなたのお子さんも、毎日5分から始めてみてください。

必ず変わります。

城東校TOPICS 2025.10.31

子どもをやる気にさせるおすすめ声かけ5選

子どもをやる気にさせるおすすめ声かけ5選

前回の記事: 子どもがやる気をなくすNG声かけ5選


前回、子どもがやる気をなくすNG声かけをお伝えしました。

「じゃあ、どんな声かけをすればいいの?」

そう思いましたよね。

今日は、子どもをやる気にさせる、おすすめの声かけ5選をお伝えします。

35年間で10,000人以上を指導してきた私が、実際に効果があった声かけだけを厳選しました。


声かけ1:「これ難しいね」(共感)

なぜこの声かけが良いのか?

子どもが問題に詰まっているとき。

多くの親は、こう言ってしまいます。

「なんでこんな簡単な問題ができないの?」

でも、子どもにとっては難しいんです。

「これ難しいね」

この一言で、子どもは救われます。

効果

  • お母さんも難しいと思ってくれてる
  • 自分だけじゃないんだ
  • わからなくても大丈夫なんだ

安心して、もう一度挑戦できる

実際の会話例

NG例:

親:「なんでできないの? 簡単じゃない」
子:「...」(やる気喪失)

OK例:

親:「これ難しいね。お母さんもすぐには分からないわ」
子:「だよね! でも、もう一回やってみる!」

声かけ2:「一緒に○○分頑張ろうか? よーいどん!」(伴走)

なぜこの声かけが良いのか?

子どもは、一人で勉強するのが孤独です。

「勉強しなさい」と言われても、やる気が出ません。

でも、**「一緒に頑張ろう」**と言われたら?

お母さんも一緒なら頑張れる!

効果

  • 一人じゃないという安心感
  • 時間を区切ることで集中しやすい
  • 「よーいどん!」で楽しくなる

勉強が苦痛じゃなくなる

実際の会話例

NG例:

親:「30分勉強しなさい」
子:「やだ...」(嫌々始める)

OK例:

親:「お母さんも仕事するから、一緒に30分頑張ろうか? よーいどん!」
子:「うん! 頑張る!」(笑顔で始める)

ポイント

  • 親も一緒に何かをする(仕事、読書、家計簿など)
  • タイマーをセットして、終わったら一緒に休憩
  • 「お互い頑張ったね!」と声をかける

声かけ3:「背中を見せる」(模範)

なぜこの方法が良いのか?

子どもは、親の言葉よりも行動を見ています。

「勉強しなさい」と言いながら、親がスマホを見ていたら?

子どもは「お母さんだって遊んでるじゃん」と思います。

でも、親が勉強している姿を見せたら?

子どもも自然と勉強するようになります。

効果

  • 言葉より行動の方が伝わる
  • 「お母さんも頑張ってる」という尊敬
  • 勉強することが当たり前の習慣に

自分から勉強するようになる

実際の例

私の塾の生徒で、こんな子がいました。

お母さんが資格試験の勉強を始めたんです。

子どもと一緒にリビングで勉強する。

最初は「お母さん、何やってるの?」と興味本位。

でも、1ヶ月後。

子どもが自分から「お母さん、一緒に勉強しよう」と言い始めたんです。

お母さんが資格に合格した日。

子どもは「僕も合格したい!」と言って、勉強に集中するようになりました。

背中を見せることの威力です。

ポイント

  • 子どもの近くで勉強する(リビング、ダイニング)
  • 難しい顔をして集中する姿を見せる
  • 「お母さんも頑張ってるから、あなたも頑張ろうね」と言わない
  • ただ黙々とやる

声かけ4:「今日の予定は?」(自主性)

なぜこの声かけが良いのか?

多くの親は、こう言います。

「今日は算数と国語をやりなさい」

でも、これでは子どもは指示待ち人間になります。

「今日の予定は?」

この質問で、子ども自身に考えさせるんです。

効果

  • 自分で計画を立てる力がつく
  • 自分で決めたことだから、やる気が出る
  • 親に管理されている感じがしない

自主的に勉強するようになる

実際の会話例

NG例:

親:「今日は算数5ページと漢字10個やりなさい」
子:「えー、多い...」(嫌々やる)

OK例:

親:「今日の予定は?」
子:「算数3ページと漢字5個やる!」
親:「いいね! 頑張って」
子:「うん!」(自分で決めたから頑張れる)

ポイント

  • 子どもが少なめに言っても、否定しない
  • 「もっとやりなさい」と言わない
  • 達成したら「自分で決めたこと、やり遂げたね!」と褒める

声かけ5:「こんなに集中して頑張って凄いね!」(承認)

なぜこの声かけが良いのか?

多くの親は、結果を褒めます。

「100点取れたね! 凄い!」

でも、結果だけ褒めると、子どもは結果だけを気にするようになります。

「集中して頑張って凄いね!」

これは、プロセスを褒める言葉です。

効果

  • 結果じゃなく、努力を認められる
  • 失敗しても、頑張ったことは認められる
  • もっと頑張ろうと思える

努力する子になる

実際の例

私の塾の生徒で、こんな子がいました。

算数のテストで50点。

お母さんは、結果を見て叱りたくなったそうです。

でも、グッとこらえて、こう言いました。

「こんなに集中して頑張ってたもんね。お母さん見てたよ」

子どもは涙を流して、こう言いました。

「次は絶対100点取る!」

そして、1ヶ月後。

本当に100点を取ってきたんです。

プロセスを認めることの威力です。

ポイント

  • 結果が出なくても、努力を認める
  • 「頑張ったけど、ダメだったね」はNG
  • 「頑張ったね!」だけでOK

この5つの声かけを使い分ける

改めて、5つの声かけをおさらいします。

声かけ1:「これ難しいね」(共感) → 子どもが詰まっているとき

声かけ2:「一緒に○○分頑張ろうか? よーいどん!」(伴走) → 勉強を始めるとき

声かけ3:「背中を見せる」(模範) → 日常的に

声かけ4:「今日の予定は?」(自主性) → 勉強計画を立てるとき

声かけ5:「こんなに集中して頑張って凄いね!」(承認) → 勉強が終わったとき

この5つを使い分けることで、子どもは自分から勉強するようになります。


NG声かけとの比較

前回お伝えしたNG声かけと、今回のOK声かけを比較してみましょう。

場面 NG声かけ OK声かけ
詰まっているとき 「なんでできないの?」 「これ難しいね」
始めるとき 「勉強しなさい」 「一緒に頑張ろうか?」
日常 「勉強しなさい」と口だけ 背中を見せる
計画 「これやりなさい」 「今日の予定は?」
終わったとき 「こんなのもできないの?」 「集中して凄いね!」

たった5つの声かけを変えるだけで、子どもは劇的に変わります。


よくある質問(FAQ)

Q1. どの声かけから始めればいいですか?

一番簡単なのは、**「これ難しいね」**です。

子どもが詰まっているときに、この一言を言うだけ。

これだけで、子どもの表情が変わります。

Q2. 毎日全部やらないとダメですか?

いいえ、できるものから始めてください。

1つずつ、習慣にしていけばOKです。

Q3. 効果が出るまで、どれくらいかかりますか?

早い子で1週間、通常1ヶ月あれば変化が見えます。

ただし、継続が絶対条件です。


まとめ:子どもをやる気にさせる5つの声かけ

改めて、今日のポイントをおさらいします。

声かけ1:「これ難しいね」(共感) 声かけ2:「一緒に○○分頑張ろうか? よーいどん!」(伴走) 声かけ3:「背中を見せる」(模範) 声かけ4:「今日の予定は?」(自主性) 声かけ5:「こんなに集中して頑張って凄いね!」(承認)

この5つの声かけで、あなたのお子さんも必ず変わります。

自分から勉強する子になります。

同志社香里、関大一中への逆転合格も夢じゃありません。

今日から、ぜひ試してみてください。

城東校TOPICS 2025.10.28

国語力を劇的に上げる3つの方法

国語力を劇的に上げる3つの方法

前回の記事: 短期間で偏差値20上げる最大の秘訣は国語力


前回の続きです。

前回、偏差値20アップの最大の秘訣は「国語力」だとお伝えしました。

「じゃあ、どうやって国語力を上げるの?」

そう思いましたよね。

今日は、国語力を短期間で劇的に上げる3つの方法を具体的にお伝えします。


国語力を上げるには3つの力を同時に鍛える

国語力を短期間で一気に上げるには、この3つを同時に鍛えていく必要があります。

  1. 漢字・語彙力
  2. 抽象化能力
  3. 1文を正しく読む力

1つずつ詳しく解説していきますね。


方法1:漢字・語彙力をつける

おすすめの教材

漢字・語彙力は、よく「メジャーなテキスト2冊を仕上げたい」と言われます。

私のおすすめは:

1冊目:『出る順漢字』(旺文社)

中学受験に頻出の漢字が、出る順に並んでいます。

効率的に学べるので、短期間で成果が出ます。

2冊目:『サーパス 知識編』(テスト教材)

これは授業用の教材ですが、語彙力を鍛えるのに最適です。


使い方が大事

ただし、使い方が大事です。

あれこれと手を出して、どれも中途半端にやるより、1冊ずつ完璧に仕上げてください。

最低でも3周はするようにしましょう。

  • 1周目:全体を把握
  • 2周目:間違えた問題を重点的に
  • 3周目:完璧に仕上げる

これで確実に定着します。


方法2:抽象化能力を鍛える

抽象化能力とは?

抽象化能力とは、同値を見抜く力、言い換える力のことです。

例えば、こんな文章があったとします:

犬は言葉を持っている。
猫は言葉を持っている。
鳥は言葉を持っている。
魚は言葉を持っている。

いくつかの具体例が示していますが、筆者が本当に言いたいことは何か?

「動物は言葉を持っている」

これを見抜けるかどうかが、抽象化能力です。


論理思考力を構成する3つの力

論理思考力と言った場合、大きく3つの力があります。

1. 同値を見抜く力(言い換える力)

「AはつまりBということ」を見抜く力。

2. 対比を見抜く力(比べる力)

「AとBは違う」「AよりBの方が良い」を見抜く力。

3. 因果関係を見抜く力(たどる力)

「AだからB」という原因と結果を見抜く力。


国語の問題は実は2つしかない

入試に限らず、国語の文章問題・読解問題で聞かれる問題は、誤解を恐れずに言うと2つしかありません。

問1:「○○ということは、どういうことか?」

これはまさに、本文中からこれと同じ内容を別の言葉で探してきて説明しなさい、という問題です。

言い換える力(抽象化能力)

問2:「○○なのは、なぜか?」

これはまさに、原因・理由を探してきなさい、という問題です。

因果関係を見抜く力

この2つ(対比も合わせて3つ)の力を鍛えることが、国語力・論理思考力をつけることなんです。


国語が弱い子に共通する弱点

中でも、国語が弱いお子さんは、この抽象化能力が弱いことが圧倒的に多いです。

だから、まずはここを鍛える。

そうすることで、国語力が自然と上がってきます。


おすすめの教材

『ふくしま式 本当の国語力が身につく問題集』

この教材は、抽象化能力・対比・因果関係を体系的に鍛えられます。

多くの受験生が使っていて、実績も十分です。


方法3:1文を正しく読む力をつける

意外な事実:1文が読めていない

意外に思われるかもしれませんが、今の子どもたちは、驚くほどたった1文が理解できていません。

3文節から怪しいほどです。

「話が一体どれだけ伝わっているんだろう?」

そう恐ろしくなるレベルです。


主語と述語は分かるけど…

主語と述語までは、割と皆さんしっかりと見抜けるんです。

でも、修飾・被修飾の関係になると、皆かなりボロボロです。

  • どの言葉がどの言葉を修飾しているのか?
  • どういう風に言葉と言葉がつながっているのか?

これをしっかり見抜けるようになると:

  • 先生の言っていること
  • 筆者の言っていること
  • 問題作成者の意図

がしっかりと伝わるようになります。


おすすめの教材

『論理エンジン』

この教材は、1文を正確に読む力を体系的に鍛えられます。

修飾・被修飾の関係、文の構造を理解できるようになります。


この3つを同時にやることで国語力が上がる

改めて、3つの方法をおさらいします。

方法1:漢字・語彙力 →『出る順漢字』『サーパス知識編』を3周

方法2:抽象化能力 →『ふくしま式』で言い換える力を鍛える

方法3:1文を正しく読む力 →『論理エンジン』で文の構造を理解

この3つを同時にやっていくことで、国語力が劇的に上がります。


国語力を劇的に上げるコツ:プロとの1対1

そして、この国語力を鍛えるには、プロとの1対1で指導してもらうことが最も有効です。

なぜか?

クラス授業では鍛えられない

多くのお子さんが1文すら理解できていない状況で、クラス授業では:

  • 本人が考える前に、他の子が答えを言ってしまう
  • 先生からの発問に対して、どこか他人事で集中していない
  • なかなか鍛えることができない

一人で自習するのは不可能

一人で自習するのは、そもそも読めなくて困っているのに、不可能です。

「分からないところが分からない」

これが国語の怖いところです。

国語力の鍛錬こそ、プロとの1対1が大きく力を発揮する

プロの指導者が:

  • お子さんの読み方を見て、どこで間違えているのかを見抜く
  • その場で修正し、正しい読み方を教える
  • 繰り返し鍛える

これができるのは、1対1だからこそです。


よくある質問(FAQ)

Q1. 3つの方法を同時にやるのは大変じゃないですか?

確かに大変です。

でも、同時にやらないと効果が薄いんです。

漢字だけやっても、文が読めなければ意味がありません。

抽象化能力だけ鍛えても、語彙力がなければ言い換えられません。

3つがセットで初めて、国語力が劇的に上がります。

Q2. どれくらいの期間で効果が出ますか?

早い子で1ヶ月、通常3ヶ月あれば劇的に変わります。

ただし、正しい方法で、プロの指導のもと取り組むことが絶対条件です。

Q3. 教材は全部買わないとダメですか?

まずは『ふくしま式』と『論理エンジン』から始めることをおすすめします。

漢字は学校の教材でも代用可能です。

ただし、3周以上は必ずやってください。


まとめ:国語力を劇的に上げる3つの方法

改めて、今日のポイントをおさらいします。

国語力を劇的に上げるには、3つの力を同時に鍛える。

  1. 漢字・語彙力:『出る順漢字』『サーパス知識編』を3周
  2. 抽象化能力:『ふくしま式』で言い換える力を鍛える
  3. 1文を正しく読む力:『論理エンジン』で文の構造を理解

そして、国語力の鍛錬こそ、プロとの1対1が最も効果的です。

あなたのお子さんも、この3つの方法で国語力を伸ばせば、必ず偏差値20アップできます。

同志社香里、関大一中への逆転合格も夢じゃありません。


3回シリーズ完結:次のステップは?

ここまで3回にわたって、偏差値20アップの秘訣をお伝えしてきました。

第1回:3ヶ月で偏差値20アップの3つの秘訣 第2回:偏差値20アップの最大の秘訣は国語力 第3回:国語力を劇的に上げる3つの方法 ← 今回

「具体的にどう進めればいいの?」 「うちの子に合った方法を知りたい」

そう思った方は、ぜひ無料相談をご利用ください。

お子さんの現状を分析し、最短ルートで偏差値20アップする個別ロードマップを作成します。

一緒に、逆転合格を実現しましょう。

城東校TOPICS 2025.10.28

短期間で偏差値20上げる最大の秘訣は国語力

短期間で偏差値20上げる最大の秘訣は国語力

前回の記事: 3ヶ月で偏差値20アップさせる3つの秘訣


前回の続きです。

「3ヶ月で偏差値20アップ」

そう聞いて、あなたはどう思いましたか?

「本当に可能なの?」

そう疑問に思った方も多いと思います。

実は、短期間で偏差値を大きく上げるには、1つ大きなコツがあるんです。


小学生は短期間でも成績が上がる

小学生は、短期間でもぐっと成績が上がります。

30点だったら1日で上がる。

50点だったら3日で上がる。

でも、100点上げようと思ったら、1ヶ月はかかります。

それをさらに偏差値20上げようと思うと、なかなか大変なんです。


偏差値20上げる1つの大きなコツ

じゃあ、どうやって短期間で偏差値20上げるのか?

そこまで上げるには、1つ大きなコツがあります。

それは、基礎力、特に国語の読解力・論理思考力を上げることです。

「え? 算数じゃなくて国語?」

そう思いましたよね。

でも、これが最大の秘訣なんです。


なぜ国語力が偏差値20アップの鍵なのか?

国語力が上がれば、すべてが変わります。

先生の話の理解力が上がる

授業中、先生が何を言っているのか理解できるようになります。

今まで「なんとなく聞いていた」授業が、「ちゃんと理解できる」授業に変わります。

教科書を読む理解力が上がる

自分で教科書を読んで、内容を理解できるようになります。

「読んでも意味が分からない」から「読めば分かる」へ。

これは大きな変化です。

問題文を読む理解力が上がる

テストで問題文を正しく読めるようになります。

「何を聞かれているのか分からない」

「問題の意味が理解できない」

こんな悩みが消えます。


国語力が上がると全教科の成績が底上げされる

国語力が上がると、何が起こるのか?

すべての教科の成績が底上げされます。

なぜなら、すべての教科は「言葉」で説明されているからです。

  • 算数の文章題 → 問題文が読めないと解けない
  • 理科の実験問題 → 説明文が理解できないと解けない
  • 社会の記述問題 → 資料を読み取れないと書けない

国語力は、すべての土台なんです。

だから、国語力を伸ばすことが、大きく成績を上げることにつながります。


大きく伸ばそうと思ったら避けて通れないのが国語力

「算数を頑張れば偏差値が上がる」

そう思っている方は多いです。

でも、算数だけ頑張っても、偏差値は5〜10程度しか上がりません。

偏差値20上げようと思ったら、国語力を伸ばすことが避けて通れないんです。

35年間で10,000人以上を指導してきた私が断言します。

偏差値20以上アップした子の共通点は、全員「国語力が劇的に伸びた」ことです。


次回予告:国語力を劇的に上げる3つの方法

「じゃあ、どうやって国語力を伸ばせばいいの?」

そう思いましたよね。

次回は、国語力を劇的に上げる3つの方法を詳しく解説します。

  • 漢字・語彙力をつける
  • 抽象化能力を鍛える
  • 1文を正しく読めるようになる

この3つを同時に鍛えていく必要があります。

意外に思われるかもしれませんが、今の子どもたちは、驚くほどたった1文が理解できていません。

3文節から怪しいほどです。

「話が一体どれだけ伝わっているんだろう?」

そう恐ろしくなるレベルです。

次回は、この現状と、具体的な解決策をお伝えします。


よくある質問(FAQ)

Q1. 国語力を伸ばすのに、どれくらい時間がかかりますか?

早い子で1ヶ月、通常3ヶ月あれば劇的に変わります。

ただし、正しい方法で取り組むことが絶対条件です。

Q2. 国語が苦手な子でも、本当に伸びますか?

はい、伸びます。

むしろ、国語が苦手な子ほど伸びしろが大きいです。

実際、国語が偏差値30台だった子が、3ヶ月で50台まで上げた例はたくさんあります。

Q3. 家庭学習で国語力を伸ばすことはできますか?

正直に言うと、難しいです。

国語力の鍛錬こそ、プロとの1対1が大きく力を発揮します。

理由は次回の記事で詳しく解説しますね。


まとめ:偏差値20アップの最大の秘訣は国語力

改めて、今日のポイントをおさらいします。

短期間で偏差値20上げるには、国語力を伸ばすことが避けて通れない。

なぜなら:

  • 先生の話が理解できるようになる
  • 教科書を読んで理解できるようになる
  • 問題文を正しく読めるようになる

結果、すべての教科の成績が底上げされます。

次回は、国語力を劇的に上げる3つの具体的な方法を解説します。

  • 漢字・語彙力をつける
  • 抽象化能力を鍛える
  • 1文を正しく読めるようになる

ぜひ楽しみにしていてください。

あなたのお子さんも、国語力を伸ばせば、必ず偏差値20アップできます。

同志社香里、関大一中への逆転合格も夢じゃありません。

城東校TOPICS 2025.10.27

子どもがやる気をなくす5大NG声かけワースト5

こんにちは。今日は保護者の方からよくご質問いただく「ご家庭での声のかけ方」についてお話しします。

お子さんのやる気を引き出そうと思ってかけた言葉が、実は逆効果になっていることがあります。良い声かけの方法をご紹介する前に、まずは避けたい「子どもがやる気をなくす5大NG声かけ」をチェックしてみましょう。

子どもがやる気をなくす5大NG声かけ

第5位「○○できなかったら、△△禁止だよ」

条件付きの脅しのような声かけは、お子さんに恐怖心を与えてしまいます。勉強そのものへの意欲ではなく、罰を避けるための行動になってしまい、本質的なやる気には繋がりません。

第4位「どうせ口ばっかりなんだから」

過去の失敗を引き合いに出して、お子さんの可能性を否定する言葉です。これを言われると「どうせ自分はできない」という思い込みが強化されてしまいます。

第3位「○○君は△△なのに」

他の子どもとの比較は、お子さんの自己肯定感を大きく傷つけます。一人ひとり得意なこと、成長のペースは違うもの。比較ではなく、お子さん自身の成長に目を向けることが大切です。

第2位「なんでできないの?」

この言葉は責める響きが強く、お子さんを追い詰めてしまいます。できない理由を問い詰めるのではなく、どうしたらできるようになるかを一緒に考える姿勢が必要です。

第1位「勉強しなさい!」

堂々の第1位は、多くの親御さんが言ってしまいがちなこの言葉。「勉強しなさい」これは本当にやる気があるお子さんでも、途端にやる気を失うという、ある意味”魔法の言葉”なのです。

命令形での指示は、お子さんの自主性を奪い、勉強を「やらされるもの」にしてしまいます。

ちょっと振り返ってみてください

いかがでしょうか。思い当たる言葉はありませんでしたか?

もし「言ってしまっているかも…」と思った方も、大丈夫です。これから意識を変えていけば良いのです。

次回の記事では、これらのNG声かけをどうリフレーミングすれば良いのか、「子どもがやる気を出す声のかけ方5選」をご紹介します。お楽しみに!


お子さんとのコミュニケーションで困っていることはありませんか? ぜひコメント欄やメッセージで教えてください。

城東校TOPICS 2025.10.24

3ヶ月で偏差値20アップさせる3つの秘訣

「うちの子、このままじゃ志望校に届かない…」

そう悩んでいませんか?

実は、たった3ヶ月で偏差値を20以上アップさせ、同志社香里や関大一中に逆転合格させる方法があるんです。


偏差値20アップは本当に可能なのか?

35年間で10,000人以上を合格に導いてきた私から断言します。

可能です。

ただし、正しい方法で取り組む必要があります。

今日は、3ヶ月という短期間で劇的に成績を上げる3つの秘訣を具体的にお伝えします。


秘訣その1:合格への個別ロードマップを作る

中学受験で失敗する親子の多くは、ゴールまでの道筋が見えていません。

「とにかく勉強しなさい」

これでは子どもも迷子になってしまいます。

個別ロードマップとは?

個別ロードマップとは、あなたのお子さん専用の最短ルートのこと。

他の子と同じ勉強法では、逆転合格はできません。

個別ロードマップの作り方

ステップ1:過去問を解く

まず志望校の過去問を解きます。

「まだ早いんじゃ…」と思うかもしれませんが、これが最重要です。

過去問を解くことで、現在地が明確になります。

ステップ2:現在地を把握する

  • どの単元が弱いのか?
  • どの問題で点数を落としているのか?
  • 時間配分はどうか?

これを客観的に分析します。

ステップ3:志望校の頻出単元を確認する

同志社香里なら、この単元がよく出る。

関大一中なら、この問題形式が多い。

志望校ごとに入試問題の傾向は全然違います。

ステップ4:今年の予想問題から優先順位をつける

すべての単元を完璧にする時間はありません。

出る問題、配点の高い問題から優先的に対策します。

これが個別ロードマップ。

10,000人以上を合格させてきた私の指導の核心です。


秘訣その2:逆転合格4ステップサイクルを回す

偏差値を上げるには、ただ勉強時間を増やせばいいわけじゃありません。

正しいサイクルを回すことが重要なんです。

逆転合格4ステップサイクル

ステップ1:テスト

まず小テストや模試を受けます。

インプットばかりしていても成績は上がりません。

アウトプットが重要です。

ステップ2:分析

テストの結果を徹底的に分析します。

  • なぜ間違えたのか?
  • 知識不足? ケアレスミス? 時間不足?
  • どの単元が弱いのか?

ここを曖昧にすると、同じ間違いを繰り返します。

ステップ3:演習

分析で見つかった弱点を重点的に演習します。

全部やるんじゃなくて、弱点だけ。

これが効率的な勉強法です。

ステップ4:反復

演習した問題を反復します。

1回解いただけでは定着しません。

3回、5回と繰り返すことで、確実に力がつきます。

このサイクルを週1回回す

この4ステップを毎週回してください。

1週間に1サイクル。

3ヶ月で12サイクル回せます。

これだけで偏差値20アップは間違いなしです。

「うちの子、塾で4時間も勉強してるのに成績が上がらない…」

そんな悩みを持つお母さんは多いです。

でも、時間じゃなくて、やり方なんです。

このサイクルを回せば、1日3時間でも確実に成績は上がります。


秘訣その3:テストで力を発揮する5つの力を磨く

3つ目の秘訣は、本番で力を発揮するための5つの力です。

「模試ではできるのに、本番になると点数が取れない…」

こんな悩み、ありませんか?

それは、テストで力を発揮する5つの力が足りていないからです。

5つの力とは?

1. 集中力

試験時間中、集中し続ける力。

これがないと、ケアレスミスが増えます。

2. テストスキル

  • 時間配分
  • 解く順番の判断
  • 分からない問題の飛ばし方

これらのスキルで、点数が10点、20点変わります。

3. 認識力

問題文を正確に読み取る力。

「何を聞かれているのか」を理解できないと、正解できません。

また、どの分野の問題でどんな解法を使うのか?とか、問題の難易度を

瞬時に判断する力、これがテストの成果を大きく左右します。

4. 基礎脳力

計算力、読解力、思考力など、すべての基礎となる力。

これが弱いと、どんなに勉強しても伸び悩みます。

5. 平常心

本番で緊張しすぎない心の力。

「いつも通りやればいい」と思える心の余裕です。

5つの力は毎週磨ける

この5つの力は、毎週のフィードバックで磨いていきます。

テストを受けるたびに、どの力が足りないのかを分析。

次の1週間で、その力を重点的に鍛える。

これを繰り返すことで、本番に強い子になります。


わずか1日3時間の勉強で偏差値20アップ

この3つの秘訣を守りながら3ヶ月間しっかり続けると、偏差値20アップは間違いなしです。

  • 個別ロードマップで最短ルートを進む
  • 4ステップサイクルで効率的に学ぶ
  • 5つの力で本番に強くなる

長時間ダラダラ勉強するより、正しい方法で集中して3時間やる方が確実に成績は上がります。

実際、私が指導してきた10,000人以上の受験生も、この方法で逆転合格を果たしてきました。


今日から始められる3つのアクション

「じゃあ、今日から何をすればいいの?」

そう思いましたよね。

今日からできることを3つお伝えします。

アクション1:志望校の過去問を1年分解く

まだ早いと思わず、今すぐ解いてください。

現在地が分からないと、ロードマップは作れません。

アクション2:今週のテストを分析する

先週の模試や小テスト、見直しましたか?

点数だけ見て終わりにしていませんか?

今週は、徹底的に分析してください。

アクション3:お子さんと「5つの力」について話す

「集中力、テストスキル、認識力、基礎脳力、平常心」

この5つの力について、お子さんと話してみてください。

「あなたはどれが強い? どれが弱い?」

親子で認識を合わせることが大切です。


よくある質問(FAQ)

Q1. うちの子、偏差値40台なんですが、本当に20も上がりますか?

はい、上がります。

実際、偏差値40から60に上げて合格した子はたくさんいます。

ただし、この3つの秘訣を正しく実践することが絶対条件です。

Q2. 残り3ヶ月しかないんですが、今からでも間に合いますか?

間に合います。

3ヶ月あれば、4ステップサイクルを12回回せます。

むしろ、時間がないからこそ集中して取り組めるという子もいます。

Q3. 親は何をすればいいですか?

まずは、この3つの秘訣を理解してください。

そして、お子さんが正しい方向に進めるようサポートすることです。

特に、個別ロードマップ作りと、毎週の分析は親子で一緒にやることをおすすめします。


まとめ:3ヶ月で偏差値20アップの秘訣

改めて、3つの秘訣をおさらいします。

秘訣その1:合格への個別ロードマップを作る 過去問を解き、現在地を把握。志望校の頻出単元から最短ルートを作る。

秘訣その2:逆転合格4ステップサイクルを回す テスト→分析→演習→反復。このサイクルを週1回、3ヶ月で12回転。

秘訣その3:テストで力を発揮する5つの力を磨く 集中力、テストスキル、認識力、基礎脳力、平常心。毎週磨き続ける。

この3つを守れば、あなたのお子さんも必ず偏差値20アップできます。

同志社香里、関大一中への逆転合格も夢じゃありません。

今日からできることから、ぜひ始めてみてください。

今年の関一受験者は○○を勉強しよう①算数

算数では、特に

旅人算とグラフ

数列・規則性

水面の高さの問題

辺の比と面積比、相似

数の性質

今年は、この5分野は絶対に得意にしておくべし!です。

この他にも、頻出分野として

円と扇形の複合図形

角度

比と割合

場合の数

の問題は押さえておきたいところです。参考にしてみてください。

城東校TOPICS 2023.11.03

11/26(日)同志社香里・関一合格説明会開催します

11/26(日)合格説明会開催します。

15:00~16:00同志社香里合格説明会

17:00~18:00関大一中合格説明会

対象:小5・小6生でそれぞれの学校を志望している方とその保護者(主に小5向け)

場所:アンビシャス中央校(大阪市中央区粉川町5-12)

定員:各10名(オンラインでの参加も可)先着順

参加費:無料

「敵を知り、己を知れば100戦して危うからず」

同志社香里では、関大一中では、どんな問題が出題されるのか?

小5の今から何を準備すれば、どんな勉強をしていけば、

1年後、楽々合格できるのか?

今からしっかり準備していけば、必ず高確率で合格圏にいます。

親子で一緒に今から準備を始めませんか?

 

要予約です。

予約はこのHPから、またはお電話にて。

0120-738-938